エンジョイアウトドア
小岩井大輔のFUJIYAMA山頂日和

13.03.11 「山頂日和・番外編」 Vol.5

「八ヶ岳」2月16〜17日


人気の南八ヶ岳は冬期も登山者が多く、とても賑わっています。

美濃戸から赤岳山荘までは降り積もった車道を進みます。

ニホンカモシカに見送られて、美濃戸山荘で北沢と南沢の分岐、静かな南沢を選ぶ。


降ったばかりの新雪はとても気持ちが良く楽しいです。

3時間ほどで、本日の幕営地の行者小屋へ到着。

上空は曇っており、真っ白。

こんな日は一杯やって早寝に限る。
翌朝、起きるとテントはバリバリ、冷え込みが激しい。

暗闇の中、夜明けの撮影を目指してアイゼン&ピッケルを装着し地蔵尾根から出発。
樹林帯を抜けるとノートレース、急斜面をラッセルして進みます。

強風吹き付ける中、最後の岩稜帯とナイフリッジを慎重に進み、地蔵の頭に到着。



富士山がバッチリお迎えしてくれました。テンションも上がります。

−24℃、雪煙が舞い、突風が吹きつける…

全身をゴアテックス®ウェアの鎧が守ってくれています。

アイゼンの爪をしっかり刺し、低姿勢で構え、気持ちを引き締め撮影に入ります。
赤岳がピンク色に染まっていき、刻々と表情が変わって行く、
凍える指が言う事を利かないが、焦らずにシャッターを切っていきます。

二十三夜峰付近まで足を延ばした頃には、富士山は霞んでしまい残念…

地蔵尾根から下山開始。下山は慎重にゆっくりが信念、いつも行者小屋につくとホッとします。

早々にテントを撤収し帰路へ、登山後の温泉はホント最高です。
体に染込む感じ、これがたまらない。


※前日に降雪があり中央高速も小淵沢からチェーン規制。
  美濃戸から赤岳山荘までは4WDスタッドレスでもスタック。
PROFILE
小岩井 大輔 (こいわい だいすけ)
小岩井 大輔 (こいわい だいすけ)

1973年生まれ。埼玉県在住。写真家。20歳のときに富士山の夜明けに魅せられて写真をはじめる。麓からの優美な山容、頂上からの神秘的な富士山の風景を撮影。夏の間は天空の街にある「扇屋」で働きながら、富士山頂で写真を撮っている。
・写真集「Mt.FUJI3776 富士山頂の世界」山と溪谷社より発売。
・「Mt.Fuji3776m〜神々の世界〜」
http://www.d7.dion.ne.jp/~d-k/index.htm