徹底した品質管理

GORE-TEX プロダクトのジャケット、ブーツ、グローブの防水性から、GORE-TEX INFINIUM™ プロダクトのジャケットやグローブのきわめて優れた透湿性まで、ゴアのテクノロジーのあらゆる性能は、厳しいテスト基準を満たしています。

ゴアは、メーカー、すなわちゴアのテクノロジーを採用する各ブランドと協力してテストを行い、GORE-TEX ファブリクス、メンブレン、インサレーション、裏地だけでなく、各ブランドが生産する最終製品においてもゴアの高い品質基準を満たすことを確認します。

厳しいテスト

ゴアのテクノロジーを採用する製品はすべて、最大限の性能と快適性を提供するようデザインされています。最初のラボでの実験から厳しい実世界の環境まで、すべての段階でゴアは厳しいテストを重ねます。

テストには3つの段階があります:

1. マテリアルテスト

ラミネートがゴアの基準通りに機能することを保証するため、ベースとなる素材の一連のテストを実験室で行います。

2. ヒューマンテスト

すべての項目が機器で測定できるわけではありません。様々な環境や活動で実際に確認しながら、人が最終製品の手触り、機能、着心地を判断します。

3. フィールドテスト

実験室で実世界を完璧に再現することはできません。テストに合格した試作品には、実際のフィールド条件下で最終的な機能性・快適性テストを課します。プロダクトが製品化されるまでには、ゴアのアスリートや専門家など、多くの人がその最終用途に対してテストを実施しています。

GORE-TEX アウターウェアのテスト

ゴアのジャケットや他のアウターウェアには、厳しいテストを行います。どの段階であれ、製品がゴアの高い品質基準を満たさなければ、試作段階に戻されます。

マーチンデール磨耗テスト

ファブリックとって、とても厳しいテストです。製品の意図する用途と使用環境を再現するため、ウールまたはサンドペーパーを使い、相当の圧力を加えてファブリックを何度も擦ります。ファブリックに求められる堅牢性に応じて、何時間も休むことなく擦り続けます。ときには何日も。

コールドフレックステスト

コールドフレックス試験では、連続何時間も、極限温度下で GORE-TEX ファブリクスをねじりつぶし、再び引き伸ばすという作業を繰り返し実施します。ファブリクスが意図した用途に適切と認められるには、この過酷なテストに耐えなければなりません。

レインルーム

ゴアは社内にウェザーマシンを持っています。この高度な試験設備は、さまざまな雨天条件をシミュレートするよう設計されています。専用に設計した降雨機をルーム内に計画的に配置することで、小雨から暴風雨までに至るさまざまな気象条件でガーメントの防水設計を試験することができます。

コンフォートテスト

快適とは、暖かすぎることも寒すぎることもなく、身体が発する熱と失う熱のバランスが取れた状態を意味します。ゴアでは、ラボでの測定値と、試験担当者が感じた快適さを比較します。これにより、幅広い活動と条件下で最大限の快適性が得られます。

GORE-TEX フットウェアのテスト

新しいフットウェアの試作品はすべて、社内の実験室で徹底的にテストします。アッパー素材、裏地(インサレーションを含む)、ラミネートで構成されるシステム全体のパフォーマンスが、さまざまな条件下で申し分ないことを実証するためです。すべてのテストに合格して初めてシューズの生産が開始されます。

ウォーキングシミュレーター

靴は、実物に近い足型に履かせ、何万歩も歩かせます。GORE-TEX「GUARANTEED TO KEEP YOU DRY®」プロミスを表示する予定の製品は、実物に近い足型に履かせ、水を入れた容器の中で何万歩も歩かせます。水分が靴内に浸入すると、テストは終了し、センサーに水漏れ箇所が表示されます。

ウィッキングテスト

ゴアの厳しい防水性能基準を満たすには、アッパー素材の吸水性が低いことも条件のひとつです。水分がアッパー素材を伝わって履き込み口から GORE-TEX ライニングの中へ浸入してはならないからです。ゴアは、レザーから、フォーム、ステッチ、靴紐まで、すべての要素をテストし、システム全体が期待どおりに機能することを確認します。

セントリフューガルテスター

防水性フットウェアに水を満たし、高速回転させることで、内側からもテストします。圧力が生じるため、水分はわずかな穴でも見つけて通り抜けようとします。万が一、GORE-TEX ライニングに穴が空いていると水が外に漏れ、そのフットウェアは不合格となります。

コンフォートテスト

裏地から表生地まですべての素材は、ゴアのフットウェアの高い透湿性と環境快適性に貢献しています。このテストでは、構造全体の透湿性を測定し、想定されるすべての活動において、総合的に環境快適性を提供することを確認します。

GORE-TEX グローブのテスト

すべてのグローブには、ゴアの実験室で一連のテストを行います。製品が厳しい基準を満たし、最高水準の品質テストに合格した場合に限り、認定工場で生産を開始します。

透湿性テスト

このテストでは、グローブの中に高温の蒸気を送り込み、その前後でグローブの重量を測定します。グローブから外に発散された水蒸気の量により、グローブの透湿性を判断することができます。

スプレーテスト

このテストでは、表生地の撥水性を測定します。撥水性の低いファブリクスに水が浸み込むと重くなり、熱を奪うため、ファブリクスに付着する水滴の数が少ないほど良いと判断されます。

ライナーリテンションテスト

裏地とフィンガーインサートがグローブのシェルにしっかり固定され、グローブを外す際に抜けないことを確かめます。これにより、グローブを着けたままでも手先が自由に使えます。

リークテスト

GORE-TEX プロダクトのすべてのグローブは、「GUARANTEED TO KEEP YOU DRY™」プロミスの対象であり、このテストでは圧縮空気を使って防水性を確認します。水の中で空気の泡が見られれば漏れがあることになり、不合格です。

サステナビリティー
長持ちするほど環境にやさしい

ゴアのファブリクスディビジョンは、継続的に製品の環境への影響を改善することにコミットしています。20年以上にわたり、ライフサイクルアセスメント(LCA)を適用し、そのコミットメントを追求し続けています。

標準的なジャケットとハイキングブーツに関する LCA 研究によれば、環境に最も良い影響を与える要因の1つは製品の長寿命です。言い換えれば、製品が長い期間にわたって使用されるほど、1年間に環境にもたらされる影響が低くなります。

これはゴアがテスト基準を高くする理由でもあります。お客様がより長く、より遠くへ行ける製品をデザインすることで、ゴアは誰もが愛する自然環境を保護しているのです。

地球のより良い未来に対するゴアの取り組みについてお読みください。